楽しく、楽しく 12月28日
新しい年を楽しく過したい。来年は不安と混乱の年となるであろうことは
間違いない。だから、楽しく、すっきりと、ゆったりと過したい。
そうした心構えをもって、一年を過したい。
「冬の蚊の地球儀一蹴ふてぶてし」
「初雪やほの字の里の下駄の音」
「マフラーを耳まで巻いて家路かな」
{ By k.kashii , In 俳句 , 8:04 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 9:40 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 8:51 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 7:25 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 11:49 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 9:27 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 18:23 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 16:38 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 7:42 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 11:15 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 7:43 }
{ By k.kashii , 10:27 }
そして その日は親友の清澤さんからの誘いで、ジャズ(デユーク・エリントン)オーケストラの演奏を聴きに行った。場所はシンフォーニーホール、殺風景なJR福島駅を下車して、北へ向って少し歩くと、小さな小さな森が現れる。ほっと一息つけるその森を前庭にして、シンフォニーホールは毅然と建っている。
おなじみの曲目「A列車・・・」から始まって、次々と演奏される力強いトランペット・トロンボーン・サックスの金属楽器の音色が耳に残る。そして、何曲目かに演奏された熱帯のジャングル・アフリカの風土を彷彿とさせる曲に、私はしびれた。アフリカ象が熱砂を越えてこっちにやってくるようなトランペットの演奏。ドラムはアフリカの部族達の喜びを表しているのだろうか。この曲目は同行の清澤さんも感動した様子である。
そしてまた、終盤になってのバラード調のナイーブな曲目に私は心引かれた。
ピアニストのあのピアニッシモな高いキーの音色に。そして、トランペットを
特殊な技法で音量をきわめて押えて演奏した静かな曲に。
か細くどこか東洋的な風が感じられてとても涼しい気分になったのである。
「銀河のようにトロンボーンの光るかな」
「トランペットに乗り灼熱のジャングルへ」
{ By k.kashii , In 俳句 , 9:07 }
{ By k.kashii , In 着想 , 11:35 }
{ By k.kashii , 7:23 }
{ By k.kashii , 7:56 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 9:08 }
{ By k.kashii , In 着想 , 7:29 }
{ By k.kashii , In 着想 , 9:49 }
{ By k.kashii , In 俳句 , 7:51 }
「石の巻 何も知らない水仙花」 「みちのくの しのぶ文字刷り 花の橋」 今週も『みちのく』への詩を作った。 賢治の故郷であり、芭蕉が命を賭けて旅した場所であり、 さらには、業平が思いを馳せた地でもある。 このところ、日本がひとつになってきていることを強く感じる。 大丈夫。 日本人ひとりひとりがやる気になることが大事。それさえあれば、 後はどうにかなる。
{ By k.kashii , In 俳句 , 15:50 }
「雛の家梅の家すべての家を呑んだ海」
「死者の数たんたんとラジオ冴えかえる」
「燕よ行け銀河鉄道三陸へ」
3・11はこの国にとってとても大切な数字となるであろう。
三陸での大地震・大津波による甚大な惨劇を生んだ日である。
宮沢賢治が生きていたなら、どんな詩を作るだろうか?
{ By k.kashii , In 俳句 , 16:09 }
春の雨のシーズンである。
古来、この国では、春の雨にちなんでたくさんの詩歌が読まれてきた。
「不精さや かきおこされし春の雨」 これは芭蕉の作。
さて、今年の私は、春雨の音に着目してみた。
「春雨の音を静かに聴くラジオ」
「春雨の音をラジオが聴いている」
「土を打つ春雨の音 チャイコフスキー」
{ By k.kashii , In 着想 , 18:04 }
呪文の続きである。
「あほになれ あほになって 橋となれ」
ところで、昨日は「笑いと遺伝子」で有名な村上和男氏のお話を聞いた。
「笑い」ではなく、「魂と遺伝子」をタイトルにして書物をまとめたい、との彼の言葉に感動した。
21世紀は、日本人の活躍を待っている、との言葉にも感動した。
現代の科学的知識・情報の先端水準を有し、なおかつ、二千年以上に渡る歴史的・伝統的
価値観をも温存している東洋の国・日本から、この世界を未来に導くひとつの価値観が醸し出される
にちがいない、という彼の発言に私は同調する者だ。
{ By k.kashii , In 着想 , 11:23 }
ひとりの不動産屋として、どんなことろに特徴があるのか?
なにが強みなのか?
時々自問自答するテーマである。
弁護士や税理士などの士業の専門家の方たちとの連携プレーも
そのひとつかもしれない。
これまで、不良債権化物件の処理を数多くこなしてきたのもその証拠。
また、税理士仲間も結構多くの先生方と交際しているのもその証拠。
さて、いかにしてそれら専門家先生方と提携し、不動産情報を的確にタイミングよく
入手し、その課題に対応する体制つくりをしていくかが、今年の課題。
今年の目標に掲げた不動産ビジネスとして、
ひとつは、空家ビジネス
もうひとつは、専門家先生とのネットワーク ということになろう。
{ By k.kashii , In 不動産 , 16:13 }
今後、人口減と物件供給過多から空室・空家の増加が心配されている。
そこで、この現象をビジネスチャンスととらえ、空家対策解消ビジネスを
始めよう。
その分野でのノウハウを高め、そうしたことに長けた人脈なり、パートナー企業と
タイアップする道を探ろう、と思う。
ひょっとしたら、その道が、不動産業界での画期的なビジネスモデルとなるかもしれない。
とまあ、こういう夢を見ている次第。
{ By k.kashii , In 不動産 , 13:12 }
貝塚市にある繊維工場。敷地面積は1000坪以上である。
商業施設の観点からみて、立地がいいので、
現在稼動中の繊維関連の仕事を止めて、
土地活用を提案しようと、目論む話を聞いた。
小生の経験・考えでは、地主の方からの土地活用の依頼があって、
はじめて、不動産屋が動くものとばかり思っていたが、
その不動産業の方は、そうではなく、こちらから、地主に提案して行こう、というわけである。
そんなむちゃな、そんなことをしても、地主からあっさり断られことになろう、と思うのが普通。
だが、まてよ、と思った。
こうした積極的な提案ビジネスも、意外とおもしろいかもしれない、と。
地主の方がそれを待っている、ということもあるかもしれない、と。
{ By k.kashii , In 着想 , 9:07 }
正月休みを利用して、プラトンの「国家」を拾い読みした。
「国家」というタイトルのせいで、非常に難解なイメージがあり、これまで敬遠してきた書物である。
食わず嫌いはいけないと思い、せっせと読んだわけである。
すると、なんとなんとその内容のおもしろいことそんじょそこらではない。
プラトンのいつもの書物同様に、ソクラテスを主役とする対話形式の文体には変わりなく、
とてもすらすらと読める。
内容は、いかに正しく生きるか、正義とはなにかがテーマ。
おもしろいのは、正しく生きている人が、名誉や金に恵まれていなく、要領よく生きている人が
この世で名誉も金も手に入れて、立派に生きているということ。今も昔も同じだなあ、と思ったこと。
もちろん、そうした要領のいい生き方はよくない、というのがプラトンの結論ではあるのだが・・・
また、国を治めるほどの人は、幼いときより正しく生きる教育を受けてこそ為政者にふさわしいという
プラトンの理想を読んで、ふと、気付いたのは、そんな為政者こそわが天皇家じゃないだろうか、ということ。
かくて、ソクラテスさんをますます好きになった次第です。
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