賃料交渉人   10月27日

{ By k.kashii , In , 8:29 }

不動産の新しいビジネスモデルである。
テナント賃料のダウン交渉の請負商売である。
テナント(借主)の立場に立って、家主側と交渉し、賃料を下げさせることを目的とする。
いまのデフレの時代に、高い賃料のままで継続しているテナントも多いはず。
自ら賃料を家主と交渉することに躊躇しているところも多いはず。
そこで、このビジネスが生まれる。
家主にとっても、突然にテナント退去することになるよりは、テナントの不満を事前に察知し、
その対策を取る、という点で、決してこのビジネスは家主にとって不利なことではないはず。

白百合    10月13日

{ By k.kashii , In , 7:48 }

「松尾寺 みんな紅葉になりました」
「白百合は あんなにもあっけからんと」
「おしべが匂う白百合のめしべは濡れて」

紅葉の季節になりました。
すてきに老いてゆきましょう。その手本になるのは、
深まり行く秋に 変化する木々の紅葉かも。

祭り思考   10月13日

{ By k.kashii , In , 7:50 }

泉州各地のたんじり祭りは、今年も盛り上がって終わった。

だんじりに限らず、そもそも祭りという祭りすべてに、それに参加する人々は
なんであんなに夢中になることができるのだろうか?
その答えは、人間とはみんなとひとつになることになにものにも替えがたい
喜びと生きる意義とを感じるからであろう。

もとより、祭りとは古代からそのような意義付けで始まった。
だから、その祭りを采配する者は、人間集団(国や村)の長になりえた。おそらくは、
わが国の天皇は、その古代に長であった者が、永続しているものと思われる。

人間は、たったひとりで生きるものでなく、みんなの中で生きるものであり、
みんなとひとつになることに最大限の意味を見出すものである。


暗闇    10月6日

{ By k.kashii , In , 8:01 }

「光は露に届くとも 僕の心は」
「辞書点検し 耳旋廻す 秋の蚊よ」
「暗闇のひんやりとしてふっくらと」
「敗れ果て絶望のまま 赤のまま」